必ずエンジンを切りパーキングブレーキを掛けます。 シフトロックボタンを押しながらSレンジに入れ、写真1枚目のように裏側の固定+ビスを外します。(取付調整の都合上Bレンジには入れないでください) 写真2枚目のように純正ノブの固定ビスを外し引っこ抜き、中の白い樹脂を左回しで外します。※白い樹脂は使用しないので別途保管下さい。 写真3枚目のように黒い樹脂プッシュロッドをシャフトへねじ込みます。硬いのでプライヤが必要です。 写真4枚目の寸法が96.5～96.7mmとなるようにして下さい。 どうしても入らない場合はロッド上端の雄ネジをタップorナットで軽く慣らす、他干渉する部分があればプッシュロッド側を棒ヤスリなどで削ってください。 位置が決まったら1度外して弱強度のロックタイト等を塗布しておくと後々緩みません。※外せなくなる恐れがあります。 写真5枚目のようにプッシュロッドを差し込みます。ロッドと車体側のD型がきちんと合うように取り付けて下さい。 写真6枚目のようにアウタースリーブを被せます。 このとき、セットスクリューは内側へ出っ張らないようにして下さい。被せたら奥まで押し込みます。 上述の通りに組んでいただければスリーブはドン付きで固定で合うようになっています。 ドン付き手前3mm位のところでシャフトに当たり、その先は押しながら固定するのが正解です。 問題無ければセットスクリュー4本を締めてアウタースリーブを固定します。 ここからは動作確認です。 今までのシフトレバーのボタンの代わりにシャフトを押しての操作となります。 Pレンジへ入れます。 ブレーキペダルを踏まずにイグニッションスイッチを2回押してON状態にして下さい。(燃ポンの音がする) もう一度イグニッションスイッチを押して正常にOFFすれば位置は問題ありません。 シャフトを押さえ過ぎの状態でアウタースリーブを固定しているとOFFせずACC電源が切れません。 又、N→Rレンジ等がノブを押し込まずに入ってしまうため大変危険です。 最後にシャフトに傷付き防止のため何かしら噛ましてプライヤ等でガッチリ固定しお好みのノブを取付して下さい。 安全な場所でエンジンを掛け、全てのレンジに於いて正常に切り替わるかを確認し、実走テストをして下さい。 ※作業による車体側の破損や負傷等は全て作業者様責任でお願い致します。